「YOCCO iPad 9.7 第6世代 2018カバー apple pencil 収納ホルダー付き」レビュー

ここ2、3年でモバイル環境は大きく変わったと思います。タブレットでだいたいの仕事ができるようになり、東京オリンピック準備の影響もあって、街にフリーWi-Fiが増えました。

駅やスターバックスタリーズなどの喫茶店のほか、ファミリーマートセブンイレブンにイートインスペースが増え、ちょっと座れてWi-Fiもある環境があちこちにできています。テザリンは高いわ公衆無線LANも壊滅的だわという5、6年前ぐらいを考えると、至れり尽くせりという感じです。

とはいえ、スマホの進化がそれを上回っているもんで、スマホひとつあれば大抵のことは足りていたんですが。それでも思い立ってiPad(第6世代)とApple Pencilを買い、ついでにキーボード付きのカバーを買ってみました。こちらの製品です。

この手の製品のレビューは非常に少ないようなので、書いておこうと思います。1週間ほど使っての感想です。

ノーストレスで当たり前に使える

使用感は「ノーストレスで使えて違和感がない」。以上であまり細々と言うことがありません。8年前ぐらいのスマホタブレットBluetoothキーボードだと「高い」「たまに不安定」「ペアリング方法忘れる」「微妙に反応が鈍いので速すぎるタイプは危険」のような不満点がありましたが、この製品にはそういうのはありませんでした。

簡単にペアリングでき、私程度のタイピング速度では反応速度に不満を感じることはまったくなく、動作も安定しています。9.7インチサイズでキーボーの広さも十分あり、タイピングで戸惑うことも(ほとんど)ありません。変換の挙動などに多少の違和感はあるけれど、これはもうOSやアプリの問題なので、環境のチューニングか慣れでなんとかなるでしょう。

あえて超細かいことを言うと、質感はあくまでもお値段(3,000円ぐらい)なりのもの。キートップの角があまり丸められておらずカクカクしているのと、少々カチャカチャ言うのがいかにも「安いキーボード」という印象で、気にしだしたら気になるかもしれません。

f:id:kobaVGC:20180518221302j:plain キーボードはこんな感じ。

結局小型ノートパソコン並みの重量になってしまうのが難点

ただ、わりと致命的に何とかならないかなと思うので、物理的に「重い」点です。わりと厚手の素材を使い、マグネットもしっかりと入れているためかカバー+キーボードで400g程度もあるようで、iPadと合わせて900g程度。それならMacBook Air 11インチでよくない? Windows機ならもっと軽くてそこそこまともに動くのもいっぱいあるぞ、という重さになってしまいます。

そう考えると、これはベストソリューションではないのかもしれません。iPad+キーボードを持ち歩くなら、もっと軽量のカバーないしバッグ+スタンド的なものと、分離したキーボードの方がいいのかも。

f:id:kobaVGC:20180518221256j:plain カバー裏面。

f:id:kobaVGC:20180518221318j:plain Apple Pencilホルダーが付いていて、磁石で適当なところに張り付けられます。

f:id:kobaVGC:20180518221319j:plain 裏面を開いてiPadを立てられるようにしたところ。

もう少し使い込んで、本当にiPad+キーボードの環境に求めるものを突き詰めてみます。